断食ダイエットの4効果と正しい方法
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ダイエットを始めて最初にトライするであろう断食ダイエット。断食すると「リバウンドする」「体調を崩す」などの意見もありますが、正しい断食をすることで、痩せるだけでなく、かえって体の抵抗力を増すなどの効果もあります。今回は、断食ダイエットの4効果と正しい方法を紹介します。
断食の効果
【内臓を休ませる】
現代人の大部分は、過食や邪食によって、内臓、特に消化器官を酷使しています。間食などで、休む間もなく食べ物を入れ続けたりすると、胃はもとの大きさに戻れなくなり、胃拡張などの胃疾患になります。このような症状の場合、断食をすれば、握りこぶし大の弾力にみちた、本来の姿に回復することができます。
【余分な脂肪を捨てる】
断食をすれば、当然、肥満の解消になります。また肥満によって起きた、体の不調和も改善されていきます。
【毒物・老廃物を排出する】
断食をすると、体の中の毒素、老廃物、老朽細胞、病細胞を出す作業が行われます。断食は、生命活動の「消化・吸収・排泄」のうち、消化と吸収は完全にストップさせるので、全生命力を排泄一本に集中することができます。
【体の抵抗力が増す】
実は正しい断食をすると、かえって体の抵抗力が増し、体内の病原菌までも殺してしまえるほどです。断食中は、白血球が通常の1.5倍~2倍の量になったというデータもあるようです。食物が断たれるという、人体にとって危機的な状況になると、体は自然に、自分を守ろうとして抵抗力を強めます。
正しい断食の方法
1.断食に入る前に、少しずつ食べ物を減らす
断食直前に、肉類などの酸性食品をたくさん摂ると、断食中に起こる体の反応のなかで、苦痛が増します。また、心理的に、少しずつ断食に慣れていくためでもあります。断食に入る前は予備断食期間をつくりましょう。
2.断食に入るとき、虫下しと下剤を飲む
腸内の残留物をはやく排出させるため下剤を飲みます。胃の中の未消化物が完全になくなり、胃が休息状態に入ってしまえば、空腹感は催しません。
3.断食中は水をたくさん飲む
水分は、ふだんの食事の中に多量に含まれていますが、それを摂らないので、大いに飲まなければなりません。また、水をたくさん飲むことは、老廃物の排出の助けとなってくれます。
4.断食後は、少しづつ食事を摂り始める
断食と同じくらいの時間をかけて前の食事に戻していきます。急に元の食事に戻すと、腸捻転を起こし、死を招く場合すらあります。最初は重湯から始め、3分がゆ、5分がゆ、普通のおかゆ、ご飯と、順々に戻していきます。
以上、断食ダイエットの4効果と正しい方法でした。初めて断食ダイエットを始める方は、「予備断食1日、断食2日、断食後の調整2日」程度のやさしい断食から始めましょう。
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